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In Times

黒い・暗いメタルを主に。

Wedard - Wo die Ewigkeit die Zeit berührt

W ブラックメタル

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ドイツ産ブラックメタルの3rdアルバム。7曲56分。

まさにジャケットの世界観を表すが如く、雪山の寒々しい情景・孤独・絶望感を感じるメロディ。

遠くから聞こえるヒョーヒョーと絶叫するヴォーカル。

じっくりとほぼミドル・スローテンポで展開していく。

彼らを知っている人に向けて言うのであれば、「いつも通りのWedardです」この一言で済んでしまう。

 

しかし、作品を出すごとに徐々に徐々に楽曲のメランコリック度が増している気がする。

淡くどこか前向きなこのメランコリックさはモノクロームの世界に見出す一筋の希望の光のように思えてしまう。

果たしてそれが死ぬことに対しての希望なのか、生きることへの希望なのかは定かではない。

アトモスフェリックな感じもありじっくりと、そしてずっとこの淡い世界に浸っていられる。

 

BurzumやXasthurなどの典型的なディプレッシヴブラックとはまた少し違う、ColdworldやVinterriketといったまさに冬のバンド達と比肩するほどではないだろうか。

 

たまに引っ張り出して聴きたくなる、なんとも懐かしい気持ちにさせてくれる1枚だ。