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In Times

黒い・暗いメタルを主に。

Vargsheim - Erleuchtung

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ドイツ産ブラックメタルの2ndアルバム。7曲50分。

 

ドイツ産らしく、ほどよく哀愁のある湿ったリフと共に気持ちよくかっ飛ばす曲展開を中心にドゥーミーな重苦しいパートをちょくちょく挟んでくる。

とはいえ、ロックンロールなリズム・刻みを多様しているため重苦しいパートはそこまでブラックメタル特有のおどろおどろしさというか邪悪さはなく、非常に軽快。

そして疾走パートではそのロックンロールなおかげでかなり気持ちよく、ノリのいい疾走をしてくれる。

クリーンヴォーカルも要所々々で用いており、哀愁度がグッと上がっている。

テンポよく、また展開も豊富なため一時も聞き逃すことが出来ない。

特にラストトラックは12分という長さながら聞き入ってしまい、あっという間に曲が終わってしまう。

 

関連バンド(といってもライヴメンバーだが)であるImperium Dekadenzは哀愁のベクトルはどちらかというとデプレッシヴないしアトモスフェリックな感じなので、彼らはほぼ真逆といったところか。

 

ストレートで、かつ彼らの個性をいかんなく発揮している名作。

まったく飽きがこない上に今年新譜を発表しており、その新譜も非常に素晴らしい出来。

ジャーマンブラックを引っ張っていってくれるのではないか、という期待すらしてしまう。

非常に非常にオススメである。